早稲田大学入学式

全体と学部の入学式が終わった。

全体の入学式で初めて校歌を聞いたが、歌っている間リズムに合わせて右手を振り上げ続けるのだ。受験生活で使った筋肉は指先だけなものだから、すでに右腕が筋肉痛だ。

人間科学部入学式でも紺碧の空と校歌を歌ったが、壇上の女性教授が涙ぐんでいた。きっと感慨深いんだろうな。私は紺碧の空で隣の人と肩を組むことに驚き、校歌での右腕の疲労を感じていた。

学部入学式後にキャリアと学生生活に関するガイダンスがあって、それが終わったのは11時50分頃。いろいろとあって食堂の列に並び始めたのは12時頃だったと思う。そして待ち続ける。

食堂前は屋根があるが、外につながっていたので、冷風が容赦なく押し寄せる。女子のスーツは下はストッキングなのでほとんど何も着てないのと同値で寒くて仕方がない。パンツスーツの男子も震えていた。バリケードの外側で先輩方がサークルの勧誘を頑張っていらっしゃった。

f:id:parfum3:20190404020951j:image

f:id:parfum3:20190404021008j:image

勧誘している先輩方のイメージ図 出典:https://twotwoall.com/?p=1305

 

ある先輩が偶然かわざとなのか財布をバリケードの内側に落とした。それを新入生の男の子が拾った。その男子は「じゃあっ」と言ってサッと列に戻ってしまった。勧誘をしたい先輩はどうしたか。財布をもっと遠くに投げて「助けて~、財布拾って~~」と言い始めた。そして、複数人で「財布拾って!拾って!拾って!助けて~!」とコールを始めた。その場で思いついたはずなのにコールを合わせられる協調性!コミュ力0人間からすれば、羨ましい。


食堂の受付目指して3千里。並び始めてから75分経った。

そこで食堂のおばちゃんに言われた衝撃的な言葉。

「ごはんが足りなくなったので、炊き上がるのに7分くらいかかります。」チーン。

次のガイダンスの時刻まであと15分前だというのに!!

仕方ないので隣のヤマザキカップ麺を食べるしかなくなった。


食堂で混雑するというのは一般に席が足りないということを指しているようだが、こちらの食堂は席は空いていたが、調理、盛り付けに時間がかかっているようだ。入学式という新入生600人くらいが一斉に食堂に来るという事態は想定外なようだ。普段は大丈夫なんだろうね〜??


もし、これを読む新入生がいたら、新入生ガイダンスや入学式の日に食堂の列の後半の方になってしまったら、多分次のガイダンスの時間に間に合わないので隣にあるデイリーヤマザキで弁当やパンを買った方がいいと思う。

クラス分けもあった。やはり、男子の方が多い。高校も男子の方が多い学校だったのでその状況は慣れているが、女子同士も意外と喋らないものだ。高校だったらいろいろ自己紹介が始まっていたと思うが、大学は違うのかな。焦らずに行きたい。

学部入学式でも結構の親御さんが来ていた。ご父母控室もあった。親が所沢キャンパスに来ることは4年後の卒業式しかないだろうから、まあ良かったと思う。

健康診断が終われば、本格的に大学生活がスタートする。しゃかりきに頑張ると5月病になりかねないので、自分のペースで頑張りたい。